知る旅、感じる旅…蘇州有情
明清文化の中心、水の都蘇州は文人士大夫文化の香りを残す街。
こだわりパーソンにこそ紹介したい、こころに残る本物の旅をご提案。
   
            
TOPメールマガジン>「蘇州有情」第116号記事抜粋


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    ☆ 蘇 州 有 情 ☆            第116号 2006/9/9

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◆ 蘇州秋の味覚のさきがけ〜「鶏頭米(チートウミー)」
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9月になれば、旧市街の路地では
一心になにやら皮を剥いている人たちの姿が目に付く。

大きさにしてグリンピースを若干大きくしたぐらいの球状で
茶色の硬い皮を剥くと白いむきみがころり。

これぞ、蘇州に秋を告げる「鶏頭米」、
オニバスの実だ。
ちょうど石榴を大きくしたような形で、
突起部が鶏冠に見えるためこの名があるようだ。

蘇州近郊は無数の湖沼があるので、
季節折々、食用できる水生植物にはことかかない。

秋の水生植物の代表は「鶏頭米」。
これは金鶏湖でしか採れず、
蘇州封(草冠に封)門南塘の群力村が主要産地だ。

金鶏湖は蘇州で最も開発が進むシンガポール工業園区にあるため、
「鶏頭米」の産地は原産地から移動させている。
それにより、わずかだった産量が増大。
品質もさほど落ちていないとのことで、
この季節、蘇州では多くの人が求めて食するようになった。

が、料理をするまでに剥く作業が厄介な「鶏頭米」。
茶色の皮がとにかく硬い。
爪を立てて剥くのは数個が限界。
銅製の「爪」の工具が必要で、やはりこれもコツがある。
1斤(500g)の「鶏頭米」でも2,3皿分しかないので、
専門の「鶏頭米」剥皮臨時工が登場するわけ。

白い剥き身は、モチモチ感があって、
ちょっぴり甘く、日本人には新鮮な食感。
栄養豊富で、蓮の実に近しく、
滋養を補う効果もあって、夏の暑さに疲れた身体にはよし。

古来より、この季節蘇州に来れば「鶏頭米」は必須の食べ物だったよう。
清時代に描かれた<憶江南>には
秋の蘇州はよし、「鶏頭米」は真珠のごとく優雅な食べ物だと讃えている。

蘇州にお越しの際はぜひ、召し上がってみてください。
また蘇州在住の方は「鶏頭米」料理にチャレンジを。
太湖のむき蝦と炒めてもよし、栗や銀杏、百合根と炒めてもよし。
もちろん、その時にはお客様へ、「鶏頭米」の薀蓄語りもお忘れなく(*^^)v。

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◆ 杏本淡ーanpontan
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□蘇州コリコリ、コリコリ…。
自ら言うのもなんですが、このコリコリ度。
かなりきています(^^ゞ。

今日本では、「京都検定」に触発され、
全国で○○検定が大流行ですが、
「蘇州検定」があったら、かなりいい線いくのでは…、
いや、行かねばならぬと決意表明してしまう!ぐらい(*^^)v。

そんなわけで、
蘇州古典庭園式の建物で仕事したし、サービス提供したし…。
これはもちろん、蘇州コリコリ人としては欠かせぬ願いのひとつ。

蘇州の旧市街は、
観光客が訪ねる「拙政園」「留園」のような有名な古典庭園のほかに、
少なくなったとはいえ、古典庭園は少なくありません。
特に公的機関や、学校の中に、
というか、
風情ある古典庭園の敷地に、これら施設があり、
なんともうらやましい蘇州らしい贅沢がそこここに…。

が、私どもの事務所も縁あって
古典庭園の中の水閣に引っ越できました♪
場所は、蘇州大学東呉飯店内の中。
この近辺はかなり詳しいはずだったのですが、知らなかった…。
まさしくちょっと秘密の花園。

ガラス1枚を隔てて、睡蓮のモネ風池が視界に広がり、
目を上げれば黄石の築山。
周囲の木々は古く、事務所入り口のコナラは樹齢650年。
野趣あふれる庭で、小鳥や蝶、蛙!も多し。

んんん…、おそるべし、蘇州の実力^^;)。
こんなちょっとした庭園が
このあたり以前は官僚のお屋敷が多かったところなので
隠されておるのです。

自然回帰の思いをこめて庭園を造った
蘇州の古典庭園の園主が少しわかるような…。

木々のそよぎ、空の青、
虫の音、鳥の声。
雨が水面や睡蓮の葉を打つ音などなど。
小さな庭園ですがそれでも、
全ての自然の音が、色が心に染み入るようです。

やはり庭園は見てもそのよさはわからない。
住まなければというのがあらためてわかったように思います。

今はセミの音に換わり、鈴虫の鳴き声が響いています。
またぜひどうぞ、お立ち寄りくださいませ。

           *****

*上記「蘇州有情」 第116号より、抜粋。

中国蘇州市十全街東呉飯店内東呉水閣
専用電話 +86-512-65241600
Mobile 86-13382177122(日本語専用) 86-512-66999466(中国語専用)
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